「たくさん歯科医院はあるけれど、どこに通ったらよいの?」
「このままここに通っていて大丈夫?」
多くの歯科医院があり、かかりつけの歯科医をどこにしたらよいか迷っている方もいるのではないでしょうか。
ただ、お口の健康を保つためにかかりつけの歯科医がいると安心です。
そこで今回はかかりつけの歯科医の条件やメリットについて詳しくご紹介します。
【かかりつけとは?】
ご自身が困っているお口の症状やお悩みを気軽に相談できる場所のことをかかりつけの歯科医院といいます。
多くの歯科医院があり、痛い時に通院できる場所があれば……。と考える方もいるかもしれませんが、痛みを一時的に取ることができても、継続的に健康な状態を保つためには、「かかりつけの歯科医院」が大切です。
病院だけでなく、歯科医院も同様にかかりつけを見つけてお口の健康を維持していきましょう。
【最良のかかりつけ歯科医の条件とは】
- 治療内容をしっかり説明してくれる
歯科治療は日々進歩していて、治療や材料の選択が必要な場合があります。
その際に、どのような選択肢があるかの説明と、患者さまのご希望を伺った上で治療方針を決定しているかが重要です。
十分な説明がなく、どんな治療をしているか分からないと不安になることもあると思います。
患者さまの質問にも丁寧に答えてくれて、しっかり治療説明をしてくれる歯科医院を選びましょう。
- 診療日・診療時間は無理なく通えるか?
診療日や診療時間が生活スタイルに合っているかも大切です。
通院がしにくい診療日や時間だと継続して通院が難しくなってしまいます。
ライフスタイルを考慮して、診療日や診療時間を確認しましょう。
- 予防プログラムが充実しているか?
「治療」から「予防」の考え方が広まってきています。
むし歯や歯周病で痛みが出てから通院を始めると、かなり進行していることも少なくありません。
そのため、痛みが出てからではなく、痛みが出ないように定期的に通院する「予防プログラム」を行っている歯科医院をおすすめします。
- 歯科医やスタッフの対応がよい
患者さまが気持ちよく通院していただくように配慮している歯科医院が多くなっていますが、中には横柄な態度で診療しているところもあります。
長く通院することも考えて、歯科医やスタッフとの相性も大切です。
【かかりつけの歯科医のメリット】
メリット1 早期発見・早期治療
むし歯や歯周病は痛みが出た時にはかなり進行していることも少なくありません。
しかし、定期的にかかりつけ歯科医で検診を受けていると、不具合が出ないようにケアをしていきますし、もしむし歯や歯周病があったとしても早期発見・早期治療ができます。
そうすると、歯を削る量を最小限にして歯のダメージを軽減できます。
メリット2 メンテナンスで細やかなケア
むし歯や歯周病の治療をメインに行っていると、リラックスして治療を受けることが難しいのですが、メンテナンスではクリーニングをメインにリラックスして施術を受けていただけます。また、歯の磨き方や患者さまに合ったデンタルグッズのご紹介や使用方法などもご説明して細やかなケアが可能です。
メリット3 よりよい治療法のご提案
定期的に通院していただくことで、患者さまと信頼関係ができていますし、ご希望やライフスタイルなどを考慮した上で治療方法のご提案ができます。
【まとめ】
かかりつけの歯科医で定期的に検診を受けてお口の環境を整える「予防歯科」が広がっています。
いつまでもしっかり噛めることは簡単なことのようで簡単ではありません。
歯は失ってみて、その価値を知る方が多いといいます。
大切な歯をいつまでも健康で使い続けられるようにかかりつけ歯科医を見つけましょう。